こちらの豚。
南アンデスから来た3本足の豚さん。
素焼きの焼き物です。
このかわいらしい豚の置物。
写真ではわからないが、実は3本足なのです。
南米チリで古くから土産店や露店商で
お守りとして売られているものです。
この3本足の豚さんにまつわるお話を
ご紹介しましょう。
昔あるところに、お父さんが病気で寝ており、
仕事にも行けず、その日の生活に
とても困っている貧しい牧場の家がありました。
なかなかお父さんの病気が治らず、
収入がないため、ついに食べ物もなくなり、
家族が困り果てたその夜、
病気のお父さんの夢に、
家で大事に飼っている豚が出て、
こう言ったそうです。
僕の足を食べて下さい。
そうすれば、元気になります。
翌日、お父さんはお告げの通り、
大事に飼っている豚の足を一本、
泣く泣く切り落とし、
家族みんなで分けて食べたところ、
病気が治り、
また仕事に行けるようになったそうです。
そして、その家族は豚さんを忘れないために
粘土で3本足の豚を作ったところ、
幸運や仕事にも恵まれ幸せになったそうです。
それ以来、3本足の豚は幸運や愛情を運んでくると信じられ、
お守りとなり、
家族や友人達におくったそうです。
とても良いお話。
是非店頭のチャンチート 。
3本足の豚さん
大切な人に贈ってみては
いかがでしょうか。